海外の〇〇事情 第一弾
こんにちは。
大学生Travelerのまーちゃんです。
今回は「海外の〇〇事情」第1段!!!
記念すべき「海外の〇〇事情」第1段のテーマは「フランスのトイレ事情」です。
フランスのトイレが綺麗かと聞かれますと正直”NO”です。
もちろん全てが汚いわけではないです。(当たり前ですが、ホテルなどは綺麗です)
様々な所にこのような公衆トイレが約400箇所ほど設置されています。
トイレを使用できるときは緑色のランプが点灯しています。
トイレの中はこんな感じです↓↓↓
公衆トイレには便座はなく便器のみなので女性の方は抵抗が強いかもしれません。
(私も公衆トイレは1度も使っていません)
大体の公衆トイレはトイレットペーパーが使い切られていてないため、
トイレットペーパーやティッシュを持参しておくことをオススメします!!
モンパルナス駅(Gare Montparnasse)のトイレはこんな感じでした。
有料なのでもちろんトイレは綺麗です。
私はプラットフォームについているトイレを使用しましたが、
値段は上の写真のトイレより少し安かったです。(€1.5くらいでした)
プラットフォームにあったトイレは使用するごとに全部丸洗いされていました。
感動!! (なので床や便器はビチョビチョです)
もちろんトイレットペーパーはなかったです。
⚠︎時々、フランスのトイレはボタンがあるにも関わらずトイレから出ないと 流れない場合がありますのでご注意ください。
⚠︎観光地付近のトイレは大混雑している場合があります。
公衆トイレも1回1回洗浄しているそうなので、次の人が入れるまで時間がかかります。
早め早めにトイレを済ませておきましょう。
⚠︎歩道に設置されている公衆トイレ以外のトイレは有料の場合も多いです。
小銭を持ち歩くことをオススメします。
⚠︎何度も書きましたが、トイレットペーパーがない場合がほとんどなので
必ず持参するようにしましょう!(海外を旅行する場合の鉄則です!!)
(便器が汚い場合も多いのでウエットティッシュを持ち歩くと便利です)
ほんの100年前のフランスは”鼻の曲がる都”と呼ばれるほど
街中に悪臭が漂っていたそうです。
19世紀後半になるまではパリの住宅には十分なトイレ設備がなかったため、
トイレのない住民は汚物を路上に窓から放り投げていました。
もちろん都市の衛星に関する王令は何度も出されていますが守る人はほとんどおらず、
汚物が道を汚し、セーヌ河を汚し、1348年には街の不衛生が理由でペストによって
多くの死者が出ました。
19世紀後半までトイレが設置されなかった理由の一つとして”水不足”が挙げられます。
フランスは中世の時代から水不足が問題として挙げられていましたが、
19世紀中頃にイギリスで水力利用の便器であるWCが開発され、
徐々にトイレ事情も良くなっていったそうです。
知っている人も多いと思いますが、”ハイヒール”はフランスで誕生しました。
路上に撒き散らされた汚物が女性たちの長いスカートについてしまっていたため、
スカートが地面につかないようにつま先とピンの部分だけを地面につける
ハイヒールが誕生したそうです。
ハイヒールが誕生してしまうほど、フランスの街が汚かったとは驚きですね。。。
-------おまけ--------
パリの路上にUritrottoirと呼ばれている立ちショントイレがあるそうです。
男性用の小便器と花壇を組み合わせたトイレで、
花壇のそこにある藁が乾燥剤として尿を吸収しているため配管が必要なく、
尿を吸収した藁は堆肥としてしようされるという画期的なシステムです。
流石に大胆すぎて驚きますが、ユーモアのあるトイレで面白いので
是非パリの街に行ったら見つけてみてください:)
⚠︎道端に沢山の犬の糞も落ちていますのでパリの道を歩くときは
足元を良く見て歩いてください!
パリの新しい交通手段 ”Line”と”dott"
こんにちは。
大学生Travelerのまーちゃんです。
今回はパリで発見した新しい交通手段について書こうと思います。
パリの街を散策していると至る所で見つけるキックスケーター。
子供心をまだ持っている私はどうしても乗りたくなり、挑戦してみました。
キックスケーターを経営している企業はパリだけでも12社存在するらしいです。
その中でも私が愛用していた”Lime”と”dott"です。
(街で多く見かけるのはこの2つでした。)
どちらも登録は簡単です。
以下のURLorキックスケーターにあるQRコードを読み取りアプリをダウンロード。
dott:
Lime:
ダウンロードしたら登録はこの2つのみ!
・簡単な個人情報
・支払いするためのクレジットカード
その場で登録をしてすぐ乗れたのでとても便利でした。
位置情報を許可すると近くにあるキックスケーターを教えてくれます。
乗り場に行くとこんな感じでキックスケーターが並んでいます。
キックスケーターにQRコードが付いているため
携帯のアプリからQRコードを読み取ると左図のような画面が出てきます。
Range leftを確認して残りの距離が長ければ”Let's ride"を押してスタート。
少し待っていると”ピン”という音と共に画面がつくので、
00.0kmになったらストッパーを外して発車します。
キックスケーターなので走り出すためには3,4回くらい地面を蹴ってください。
キックスケーターが進み始めたら右ハンドルについている手動ペダルを押し
Goにすることで電動に切り替わります。
金額としては
ロックを解除するために€1、毎分€0.15~€0.20くらいです。
1+(○分 × €0.15 or €0.20)=€○ こんな感じです。
正直、電車やバスで移動する方が安いです。
(電車やバスは€1.9です)
ですが、乗って損はありません!!!
最大20km/hまで出るのでスリルがあって面白いですし、
坂道の多いところでもスイスイ進むことができるので快適です。
前までは好きなところに駐車できたようですが、
今はキックスケーター専用の駐車場ににしか止めることができませんので注意です。
キックスケーターを乗る際の注意⚠️
・歩道での走行は禁止!
・信号をちゃんと守りましょう
・2人乗りは禁止
キックスケーターは日本にはないからこそ是非乗って欲しいです!
コルマールに行ってみました
こんにちは。
大学生Travelerのまーちゃんです。
今回は”コルマール”について少し書いてみようと思います。
コルマールはストラスブールから電車で30分ほどで行くことができます。
コルマールはかつて神聖ローマ帝国自由都市でした。 (1226年に帝国自由都市の資格が付与された)
17世紀後半にはアルザス地方ドイツ圏からフランス王国に割譲され、
フランス領アルザスの一都市となりました。
フランス革命後の1791年には旧地方区分廃止と県の設置によってコルマールは
オー=ラン県(Haut-Rhin)の県庁所在地となりましたが、
フランスがプロイセンに敗北した普仏戦争後の1871年にはアルザス地方はドイツ帝国に割譲されドイツ領エルザス=ロートリンゲン州(Elsaß-Lothringen←フランス語ではAlsace-Lorraine)の一部になりました。
1918年には再びフランス領となりましたが、フランスがドイツに降伏した1941年には
アルザスはナチドイツの占領支配のもとに置かれ、バーデン=アルザス大管区に編入
されました。
1945年2月に連合軍が進駐しコルマールの戦いによってフランス領になり、
現在に至ります。
ストラスブールも同様にAlsace-Lorraineはドイツとフランスが交互に支配していた
ため、食や文化が混ざり合っていてとても興味深いです。
今回コルマールに訪れたのは、「ストラスブールに行くのならコルマールにも行った方がいいよ!」とオススメされたからです。
片道€10.20です。(たまに€15の電車もありますがほとんど€10です)
乗った電車はこんな感じです↓↓↓
フランスあるあるの半々で座る席の方向が反対の車両でした。
(理には叶っていると思いますが、反対側で乗るのは酔います…)
机はこんな感じ↓↓↓
クリップのような止め口の正方形の机でした。
フランスの電車は結構古くてデザインが不思議なものが多いです。
利便性よりデザインなのかな・・・?
ちなみに帰りの電車はこんな感じでした↓↓↓
30分くらいでコルマールに到着しました。
レトロな駅舎で可愛かったです:))
出入り口には改札なんて存在せず、自由に通りたい放題なのがコルマール流。
↓↓↓
クリスマスシーズンなので飾り付けされていて可愛かったです。
出てすぐにサンタさんもこんにちはしていました。
フランスの中でもサンタさんの顔つきや体型、服装が全然違っていて面白いです。
写真に写っているサンタさんはすごくラフなサンタさんですね。
コルマールの中心地に行くためには
駅を出て、まっすぐ進みます。(左下の写真がサンタさんの広場の左側の道です)
まっすぐ数十m進むと道路に出会うので左に曲がります。
(LARGERと書かれた建物が目印です)
左に曲がったらずっと直線です。
数百m進んでいくと右側に公園が見えてきます。
小さなメリーゴーランドやジェットコースターがありました。
公園を右に曲がればすぐに街が見えてきます。
教会を通り過ぎるとモダンなお店がたくさんあります。
少し奥に進んでみるとレトロな美しい街並みが!!
旧市街はこんな感じです!↓↓↓
戦火を免れたコルマールには伝統的な建築様式や石畳が残っており、
中世からルネサンス期に建てられた木組みの建物がおとぎ国のようなメルヘンな世界を創り出しています。
クリスマスシーズンはこんなに可愛い飾りが至る所にあります。
旧市街にあるプフィステル館という所はジブリの”ハウルの動く城”のモチーフに
なっています。
街全体が映画舞台のようで美しいです。
旧病院をリメイクして子供向けの図書館となっている施設もありました。
コルマールといえばLa Petite Venise(プチ・ヴェニス)と呼ばれる運河!
(遊覧船で巡ることもできるそうです。)
ドミニカ教会の周辺とLa Petite Veniseの周辺はまた景色が変わるので
見落とし注意です。
La Petite Veniseの周辺にはLe Marche’ couvert de Colmar(コルマール屋内市場)が
あります。
ワインやジャム、パン、お肉、お魚、オーガニックの野菜など様々な食品が売っており散策するだけでも楽しかったです。
私が行った時に急におじさんがアコーディオンを弾き始め、
お客さんが続々と集まってみんなで歌っていました。
綺麗な歌声が市場中に広がって、市場には幸せな空間が広がっていました。
歌い終わるとお互いを拍手し賞賛あう姿が素敵すぎでした。
タイミングがよければ、そんな空間に出会えるかも!?
市場内で私のオススメのお店はこちら↓↓↓
左下はチーズとベーコンだけのシンプルなキッシュですが、めちゃんこ美味しいです。
右下はアルザス地方で有名なFlammekuche(フラムクーヘン)です。
玉ねぎ・ベーコン・胡椒とシンプルな味のクリームピザなのですが、
チーズの塩味と胡椒の辛さが絶妙にマッチしていて本当に美味しいんです。
生地が薄いクリスピーだからこそおやつ感覚で何枚も食べれます。
ぜひアルザス地方に行ったら食べて欲しいです!!!!
あとオススメのお店はこちら↓↓↓
市場の近くと街の真ん中あたりの2箇所で見かけました。
ココナッツが効いているmacaronが本当に本当に美味しくて大好きでした。
運河の近くのお店の店員さんはすごく優しくて、何度も味見させてくれました。
私的に絶対に食べて欲しいスイーツです。
街の中心にあるパン屋さんもオススメです。
美味しそうなパンとスイーツがたくさんでした。
ホットワイン(Vin chaud)が沢山ありました。
オレンジ風味やりんご風味などお店によって全然違うためホットワインを片手に
街を散策するのも幸せです:)
コルマールには素敵な風景と食べ物が沢山あります。
ぜひストラスブールに行ったら1日だけでも遊びに行ってみてください!
(観光だけなら3~4時間の滞在で十分です)
フランス Bordeaux→Strasbourgへ
こんにちは。
大学生Travelerのまーちゃんです。
今回はフランス・Bordeaux→Strasbourgについて書こうと思います。
ボルドー=サン=ジャン駅(gare de Bordeaux-Saint-Jean)はこんな感じです。
ボルドーの中心部にあるためバスやトラム(路面電車)で簡単に移動できます。
トラムの駅には必ず券売機が設置されており、チケットを購入してから乗り込みます。
電車の入り口にある機械にカードをタッチすればOKです。
ただ、バス乗り場には券売機がない為、バス内で購入します。
⚠︎バスにはお釣りがないです!
スイカやパスモのようにチャージをして何度も利用できるチケットはないため、
何度も買うのがめんどくさい方は回数券をお勧めします!
(回数券の方が1枚ずつ買うよりやすいらしいです)
値段はこのような感じです↓↓↓
Ticket 1 voyages (1回券) :1,7€
Ticket 2 voyages (2回券) :3,0€
Ticket 10 voyages (10回券) :13,7€
1日券や7日券も存在しました↓↓↓
Ticket 1 jours (1日券) :5,0€
Ticket 7 jours (7日券) :14,2€
このチケットはトラムだけではなくバスにも使用できます!!!
チケットは”Witick"というスマホアプリでも購入が可能です。 https://witick.io/
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Bordeaux→StrasbourgはTGVで行きます。
TGV(Train à Grande Vitesse)とはフランス国鉄が運行する高速鉄道です。
日本でいう新幹線です。
ボルドーの駅はあまり複雑ではないので簡単にホームを探すことができると思います。
駅の中はこのような感じです。↓↓↓
駅の中に券売機もありますが、事前にアプリで購入することをお勧めします。
私が使用しているアプリはOUi.sncf or Train lineです。
(Trainlineは2回まで同じ路線の電車の時間を変更できます。キャンセルは€6です)
http:// https://www.oui.sncf/ https://www.thetrainline.com/
乗車料金も時間帯によって様々です。
私は荷物が多いので、できるだけ乗り換えをしたくなかったため
乗り換えなしの電車を選びました。(¥9,000くらいでした)
予約した時点で席も決まっており、どのような席になるかはわかりません。
電車の中はこんな感じです。↓↓↓
なぜかところどころにボックス席があったり、進行方向と反対方向になる席があったり
席は倒すことができないので少し不便です。
また、荷物を置くことができるスペースがすごく少ないので早めに電車に乗り込んで
場所を確保することをお勧めします。
Bordeaux→Strasbourgは始発→終電だったため電車に乗ってしまえば
到着を待つだけです。
もちろんParisからBordeaux、ParisからStrasbourgも行くことができます!
フランスの電車も時間にルーズな場合も多く、私の電車も30分以上遅延しました。
時間に余裕を持って設定しておくといいかもです💦
電車旅は結構長く、6時間強電車に揺られました。
周りはほとんど農地です。車窓からは牛や馬が見えることも。
まさかの農地が合体している駅もありました。
フランスののどかさには驚かされます。
ストラスブールの駅はこんな感じでした。↓↓↓
Strasbourgはドイツとフランスの境目にあるため
駅の中にはフランス語とアルザス語の表記がありました。
(アルザス語とはフランス中東部のアルザス地方のドイツ語の方言です。)
駅を出てみると様々な国の国旗がありました。
ストラスブールは鉄鉱石や石炭を産出するため、
ドイツとフランスが領有権を争った土地として有名ですよね。
17世紀にフランスの王政下に置かれ、
1870~1871年の普仏戦争の敗戦でドイツ領となりましたが、
第1次世界大戦でフランス領となり、
第2次世界大戦ではナチス・ドイツに占領され、戦後再びフランスに戻りました。
現在は、欧州議会や欧州人権裁判所、EUの欧州議会のの本会議場があり、
ベルギーのBruxellesと共にEUの象徴的な都市の一つとなっています。
Strasbourgの街は駅の表記のように2言語表記になっているだけではなく、
街の風景や文化もドイツとフランスがMIXされています。
フランスとドイツの国境であるからこそ、両方の文化を体感できるというのは
日本では経験できないことなのでとても刺激的でした。
次回はStrasbourgの食について書こうと思います。
初めまして。
こんにちは。
大学生travelerのまーちゃんです。
初めてのブログなので少しだけ自己紹介をさせていただきます。
幼稚園の頃から毎年家族で海外に訪れていたせいか海外旅行が大好きです:)
訪れた国としては
アメリカ(ハワイ×2,グアム×2)、韓国(ソウル×5,釜山)、中国(北京×2,上海×2,呼和浩特,杭州,海南島)、台湾、カンボジア(バッタンパン、シェムリアップ)、タイ(バンコク×3,プーケット)、シンガポール×3、マレーシア(クアラルンプール,ジョホールバル)、インドネシア(バリ島)、ネパール(カトマンズ,ナガルコット)、インド(チェンナイ)、ベトナム(ホーチミン×3,コンダオ島)です。
初めてのプログはフランス・Bordeaux→Strasbourgの電車の中で執筆しています。
私が海外にハマった理由は海外に行くことで明確になる”違い”に刺激されたからです。
日本の中でも方言や文化、伝統など都道府県によって様々です。
しかし、日本の外に一歩踏み入れれば、言葉はもちろん、
街の風景、人の体格や顔つき、食事、文化、伝統、考え方もまるっきり違います。
その”違い”を軽蔑するのではなく”違い”を受け入れ、
抱いてしまっていたバイアスや偏見を超えて
出会って人々やその国自体を愛することができる。
広すぎた世界が身近な存在になる”旅”、
海外に訪れた時に経験できる”偶然の出会い”に刺激され
私は海外に年に数回飛び立っています。
このブログを書こうと思ったきっかけは
大都市以外の街に行く際に情報が少なく、行く前に不安を感じ、
精神的にストレスを抱いたからです。
このブログを読んでくださった方の初めて行く場所の情報が少ないことに対する
精神的障壁を少しでも無くすことができたら良いなと思い、
このブログを書くことにしました。
暇つぶしにでも読んでいただけたら幸いです。